支社立ち上げ、事業部統括、育休取得…
「挑戦」で築いた
自分らしいキャリア

写真:2019年新卒入社 営業

営業

2016年 新卒入社

PROFILE

美容機器事業部で営業職に従事。
入社2年目から福岡支社の立ち上げに携わり、5年目で本社に帰任、マネージャーに昇格。
化粧品事業部の営業マネージャーも経て、現在は美容機器事業部の統括マネージャーを務める。2025年4月・5月に育休を取得。

若いうちからバリバリ挑戦したい

大学生の頃、営業職の父が言っていたんです。「この先、AI 時代が来ても営業の仕事はなくならない。意思決定をする人間の感情を動かせるのは人間だけだから」と。それを聞いて、営業はこれからの時代“手に職”なんだなと納得し、営業職をメインに就活していました。見ていたのは大企業よりベンチャー。若いうちからバリバリ挑戦できる環境のほうが性に合っている気がしたんです。

私は横浜出身なので、最初は「地元の会社だから」という軽い気持ちで当社にエントリーしたのですが、説明会でいきなり代表が登壇してビックリ。代表が直接ビジョンを語ってくれる会社はほとんどなく、社員を大切にしている姿勢や「サステナブルビューティーテックカンパニー」という会社の理念に魅力を感じました。また、営業で結果を出した当時入社2年目の社員が、カリフォルニアで開催されたダヴィネス社のヘアショーに連れて行ってもらったという話もとても印象的で。若くして活躍し評価されている先輩がいると知り、私もこの会社で頑張ってみたいと思いました。

営業インタビュー写真

美容業界の過渡期をチームで乗り越える

美容機器事業部は、脱毛やフェイシャルエステ用の日本製美容機器をサロンやディーラーへ販売する部署。私は入社以来ほとんどこの部署にいます。近年、美容業界は過渡期。大手サロンの倒産や競合メーカーの撤退が相次ぎ、今後も生き残っていく会社とそれ以外の差が開いてきています。当社も、お取引先サロンのその先の利益まで見据えたご提案をするという姿勢は引き続き大切にしつつ、もっと自発的にお客様と接点を持って数字を積み上げていく必要があると感じています。

私は統括マネージャーなので、プレーヤーとしてではなくチームでどう売上を作っていくかを考えなくてはいけません。自分でコントロールできないことが多い分、相手の得手不得手や価値観を理解した上でのマネジメントが求められます。新しいチームメンバーとは最初に2時間ほど面談し、強み・弱みやキャリアビジョンなどパーソナリティを知るようにしたり、人によって解釈の差が出ないよう具体的な数値目標を設定したり。商談同行や進捗管理も今後さらに強化していきたいと考えています。

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自分のバリューを発揮できたと思う瞬間

私の営業としての転換期は入社2年目。福岡支社の立ち上げで転勤し、お客様も知り合いもほぼゼロの状態から上司とともに営業基盤を築いていった時期です。西日本には義理人情を大切にする方が多く、商品を気に入っていただいても「○○さんが使っているから別の商品にする」と断られるケースが多々あり苦戦していました。

実は九州には10年前に機器を導入いただいたお客様がいらしたのですが、支社ができる前は誰もフォローにお伺いできていませんでした。そこでまずはそのお客様のフォローに力を入れ、併せて上司のお客様の多店舗展開サロンに定期的にお伺いしたり、新規訪問もしたりしながら地道に関係性を構築。そうするうちに少しずつ紹介や契約をいただけるようになりました。新規契約ももちろん嬉しいですが、それ以上に私が「自分のバリューを発揮できた」と感じるのは紹介や追加導入。サロン開業時に契約をいただき、その後5年で17店舗を展開、計30台以上導入してくださっているお客様もいて、イチから信頼を積み上げてきた成果だと思うととても嬉しいです。

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「人が魅力的な会社」を作る仕事に
チャレンジしたい

事業部の統括マネージャーになってから、育休を2回に分けて取得しました。まだ若い社員が多いこともあり、男性の育休取得は2例目。私のようなポジションの社員が事例を作ることは会社として重要だと思い、取得する選択をしたんです。ちょうど育休初日に店舗から異動してくるメンバーがいたので、チームが不安にならないように事前に面談をしたり、やるべきことを細分化して毎日誰かがチェックする仕組みを作ったり、私が不在でも現場がまわるように準備を徹底。その四半期は皆の頑張りでなんとか売上を作ることができました。

当面は業界の過渡期を乗り越えるための組織づくりに注力したいと思っていますが、ゆくゆくは人事の仕事にも携わってみたい。当社には助け合いや思いやりの心を持つ人が集まっていて、展示会に来たお客様から「営業以外の社員さんの対応も素晴らしかったので契約したい」と言っていただけることも多いのですが、そうした「人が魅力的な会社」を作る上で肝となるのが採用や教育です。当社の代表もお取引先のサロンオーナーの方々もこぞって口にするのが「人は財産」という言葉なので、いずれはそこに関わる仕事にチャレンジしたいです。