自分を育ててくれた「店舗」とともに
ブランドを
成長させていく

写真:2022年新卒入社 マーケティング

マーケティング

2022年 新卒入社

PROFILE

入社1年目より『davines』店舗へ配属となり、首都圏エリア以外にも名古屋や京都など複数の店舗で販売職を経験。入社2年目からは店長として店舗運営を担う。4年目にマーケティング事業部へ異動。

1日の流れ

10:00出社後、清掃と朝礼
10:15メールチェック
10:30店舗プロモーション施策の企画
11:30新商品の社内打ち合わせ
13:00本社周辺でランチ
14:00店舗に出向いて接客サポート・
スタッフ面談
19:00店舗から直帰

自分が心地いいと思うものを
広めるやりがい

自分のお気に入りのものに囲まれて暮らす。そんな心地よさを届ける仕事がしたくて、就活では日用品の会社を幅広く見ていました。知り合いに美容師の方がたまたま多く、自然と興味を持ったのがヘアケア領域。なかでも『davines』は、プレゼントでもらったり贈ったりしたことがあって、使う楽しさや選ぶ楽しさを実感していたブランドでした。

コロナ禍の就活だったため、選考はオンラインと対面の組み合わせ。説明会から最終面接までほとんどの場に代表が参加していて驚きました。当社は「人を綺麗にすることで、人の心を綺麗に、そして人の心を豊かにする」というパーパスを掲げていますが、その言葉に込めた思いを代表から直接聞き、共感したことをよく憶えています。日本ではまだ認知度が高まりきっていない『davines』なら、自分が心地いいと思うものを新たに知っていただくやりがいを感じられるはず。そう思って入社を決めました。

インタビュー写真

「店長は皆を引っ張っていく存在」
と思っていたけれど…

入社4年目でマーケティング事業部に異動するまで、東京・名古屋・京都・横浜とさまざまな地域の店舗を経験。所属した店舗数は社内でも多いほうだと思います。特に成長させてもらったと感じるのは、2年目の夏に早くも店長を任されたとき。最初のうちは「自分がリーダーシップを発揮して皆を引っ張っていかなければ」と思い込んで空回りしてしまう日々でしたが、経験豊富なスタッフの皆さんから意見をもらいながら、各々の個性が活きるような運営を心がけたことで、売上も上がるようになりました。

その後も、当時の学びを応用しながら店舗運営に取り組みました。スタッフ全員が私より若かった店舗では、イチから仕事を教える立場になりましたが、一人ひとりのよかった部分をきちんと伝えるなど「個性を活かす運営」は継続。ベテランと若手が混在していた店舗では、これまでのやり方が両方活きたと思います。ある店舗は、頭皮スコープサービスの導入なども奏功し、私がいた2か月半の間に全店舗で売上トップになりました。 

仕事写真

店舗とマーケティングをつなぐかけ橋

現在所属しているマーケティング事業部は、『davines』をはじめ当社が扱うブランドのブランディング戦略を担う部署。私は直営店の窓口として、プロモーションの相談対応や店舗限定キットの企画、新商品の現場への落とし込みなどを担当しています。デスクワークが中心ですが、店舗に出向いて接客しながらスタッフと面談したり、ポップアップ出店のサポートをしたりすることも。

自店舗の活動量が売上に結びついていた店長時代と比べ、施策のコストや費用対効果まで考慮しなければならないのがマーケティングの難しいところ。特に、輸入ブランドは近年価格が変動しているため、それに見合う価値を感じていただけるようなブランディングをいかに実践していくかが課題です。また、イタリア本国ではサロン専売ブランドなので、小売もおこなっている日本ならではの視点や戦略を本国に理解してもらうことも重要。本国と直接やりとりする貿易部門と連携し、ブランドの世界観を維持しつつ日本で着実に広めていくための折衝にもチャレンジしています。

インタビュー写真

必要としてくれるなら
どんな仕事にも挑戦したい

私のポリシーは「自分を必要としてくれる場所で力を尽くす」。職種や部署にこだわりはありません。店舗を3年経験し、自分自身よりスタッフや店舗が成長して評価されることのほうが嬉しいと感じるようになりました。まずはマーケティングの立場から店舗に関わり、本国や私たちのブランディング意図をしっかり現場に落とし込みながら、ブランドの発展につながるような店舗を育てていきたい。もし私を必要としてくれる部署がほかにあれば、喜んで挑戦したいと思っています。

入社から数年、『davines』の成長を間近に感じてきました。一部の商品に人気が集中していたところから、幅広い種類の商品を知っていただけるようになり、ブランドのファンになってくださる方も増えたと思います。ただ、「買っていただけること」が当たり前になってはいけない。商品を通じてお客様がどんなお悩みを解消したいのか、どんな自分になりたいのかをきちんと知り、それに合わせて商品の魅力を丁寧にお伝えしていく使命が私たちにはある。どの部署にいても、そのことを忘れずにいたいです。